●旧約聖書と新約聖書聖書は、旧約聖書と新約聖書からなります。これらは、翻訳が違うのではなくて、古い契約(旧約)と新しい契約(新約)ということで、神様と人間との間の「契約」を指します。
旧約聖書は、天地創造の出来事や、アダムとエバのエデンの園のお話し、ノアの箱船などの物語りから始まります。また、モーセの十戒のように神様から頂いた戒め(律法)も記されています。
新約聖書は、イエス・キリストの誕生物語から、イエス・キリストのお話し、奇跡、その生涯、十字架上の死、復活、などの出来事が記されています。またその後の教会の成立、信仰指導の書簡、そして預言で終わっています。
●信仰の手引書聖書には人間として守るべき事、律法が示されています。また、人間には罪(不完全さ)があり、自分の努力だけでは完全ではない。そのためにイエス・キリストが示された福音が与えられています。イエス・キリストのお話しに静かに耳を傾け、その十字架上でも人を愛し続けた本当の愛に触れ、私たちは新しい生き方を示されます。毎日曜日、神様を讃美し、聖書に学ぶ礼拝のひとときをもっています。また、その生き方に基づき、社会福祉、奉仕、教育などを進めています。
-
●新共同訳聖書最近では、超教派(エキュメニカル)運動といわれ教会はカトリックもプロテスタントも一つになって世界の平和や自由のために協力しています。聖書も、「新共同訳」という共通の聖書が読まれています。
- |